私は経理全般を担当しています。事務は解体などの業務に直接関わることはありませんが、いろんな部署の人との繋がりが持てる部署です。みんなの何気ない会話の中から現場の様子を把握し、部署内で情報共有して、いつでもサポートできるように努めています。小さな会社ならではの良さですね。
解体の会社というと、一般的に3Kの職場と言われることが多いです。でもそれはイメージで、森崎という会社の中身は違います。社内は掃除を徹底していますし、ダンプや重機を担当者が念入りに洗車している様子を見ると、きっと現場でもキレイな仕事をしているんだろうなと想像できます。
この20数年の間に、森崎では施設や設備が新しく増え、事業の幅もどんどん広がりました。最近では太陽光発電や農業も手掛けています。ここには会社と一緒に社員も成長できる環境があります。私自身も、後輩がより働きやすい環境を整えていきたいですね。
結婚を機に安定した環境で働きたいと当社に現場作業員として入社。その後、現場の段取りを任せてもらえるようになり、10年前に営業部門に配属になりました。
営業の主な仕事は、お客様からの引き合いを受けて現地調査を行い、見積を作成し、受注につなげることです。解体後の土地の利用の仕方によっては、解体範囲について検討し、全体的なコストダウンにつなげる提案をすることもあります。
解体屋というと、世間的には「やんちゃな人」という印象があると思います。でもそれはもう過去のものです。私たちはそんな古いイメージを払拭したいと考えています。そのためにも、当社の経営理念である「これでいいのか」の精神で、仕事のやり方や自分自身のあり方を常に見直しています。
私自身、早い時期に責任あるポストに就く機会に恵まれたように、当社は年齢や社歴に関わらず、頑張りを正当に評価してくれる会社です。夢を持って頑張れる人を待っています。
森崎での社歴は浅いのですが、トラックドライバーとしてのキャリアは長いです。
前職では砕石を運んでいましたが、当社に入社して運搬するものが産業廃棄物に変わりました。廃棄物といっても、プラントで大半がリサイクルされるということを知り、「ゴミではなく資源を運んでいるんだ」という意識が自然と芽生えましたね。
運転するのは一人ですが、仕事自体はチームワークが大切です。毎朝トラックに乗り込む前に、どこで何を積んでどこに運ぶかを打合せし、現場ではオペレータと阿吽の呼吸で廃棄物を積み込みます。解体工事と同様に、収集・運搬も安全を最優先に考えています。
仕事ですから大変なこともありますが、職場の仲間との何気ない会話で元気をもらい、次の日にはまたやりがいを持ってハンドルを握ることができます。希望すれば日曜も仕事ができますから、稼ぎたい人にはうってつけの環境でもあります。
森崎で現場作業員として経験を積んだ後、しばらく関連会社で働いていた私ですが、縁あって現場を取りまとめる立場として再入社しました。
印象に残っている現場は、西武富山店の解体工事です。それまでに経験がない高さがある建物で、いつも以上に安全作業に気を配りました。当社の作業員の高い技術と経験値を注ぎこまなければ、あのビルは解体できなかっただろうと、密かに誇りに思っています。
パワーショベルなどの重機を駆使した解体を手がける一方、電動工具などを使い、人力で建物を取り壊していくような工事も珍しくありません。
工事規模に関係なく、解体には「理にかなった作業」が求められます。建物の工法や建材の進化とともに、解体工法も進化させていく必要もあります。建物がまるで分解されるように少しずつ姿を変え、やがてきれいに何もなくなる解体は、新たな建築物をつくることと同じくらいのやりがいがある仕事ですよ。
別の会社で長くオペレータの仕事をしていましたが、より安定した職場環境で働きたいと、森崎に転職しました。
パワーショベルなどの重機は、パワフルな面が目立ちますが、実は繊細な作業も求められます。また解体とひとことでいっても、建物の工法も違えば、工事条件も違いますから、それぞれに知恵と工夫が必要です。
私はトレーラの運転もできるので、資材の搬入出も担当しています。森崎は解体に土木工事、産業廃棄物の収集・運搬とさまざまな事業を行っているので、自分の資格や経験を活かして活躍する場があります。
仕事をする上で重視していることは、何事もなく安全に一日の作業を終えることと、工期を守ることです。基本的なことですが、それに尽きます。
いろんな職種のメンバーが集まる現場は楽しいですよ。それぞれ自分の役割を果たす中でチームとしての強みが発揮されるようになり、仲間意識が一層強まります。